開設大学とシラバス

早稲田大学 「21世紀世界における戦争と平和」

授業情報

1 開講年度

2010年度

2 科目名

21世紀世界における戦争と平和(争点、ケース)

3 学期曜日時限

後期 01:土曜日 2時限

4 担当教員

奥迫 元/加納 貞彦/篠原 初枝/多賀 秀敏/中村 英俊/山崎 芳男/山田 満

5 開講箇所

オープン教育センター

6 配当年次

1年以上

7 科目区分

講義

8 単位数

2

9 使用教室

01:14-102

10 キャンパス

早稲田

11 備考

オープン科目

12 科目キー

9A00000243

13 科目クラスコード

01

シラバス情報

最終更新日時:2011/03/10 11:00

授業概要・授業の到達目標

21世紀の世界では、経済のグローバリゼーションが進行するなかで、戦争、民族紛争、テロ、暴力もかえって拡大する気配を見せています。

平和憲法を持つ日本でも、一時憲法改正が政治日程に上がったり、周辺諸国との緊張も高まったりしました。

日本は、この戦争や暴力の頻発する世界で何をどうしたらよいのか、平和な世界を構築するためには何が必要なのか。

広島市、長崎市の協力を得て発足したこの講義では、21世紀における戦争と平和の問題を、その原理と実際の両側面から検討し、平和な世界形成の道を、学生諸君と共に考えます。
後期配当の講義では、主に事例研究を中心に行います。

授業計画

毎週ゲスト講師をお迎えして講義を行いますが、2010年度のゲスト講師について、詳細はまだ確定しておりません。確定次第、更新致します。
参考のため、2009年度のゲスト講師とテーマを以下に記します。

2009年度テーマ・講師(敬称略)

■第III部  文化、思想と平和

  • 10月3日
    シビリアンパワーとしてのヨーロッパ 中村 英俊(早稲田大学政治経済学部准教授)
  • 10月10日
    紛争後の選挙の意味と課題 山田 満(早稲田大学社会科学部教授)
  • 10月17日
    紛争を生む援助と平和を促す援助 谷山 博史(JVC代表)
  • 10月24日
    「憎悪から和解へ?」南アフリカの過去、現在、未来 峯 陽一(大阪大学大学院人間科学研究科准教授)

■第IV部  技術、生物多様性、環境と平和

  • 10月31日
    生物多様性と平和 鬼頭 秀一(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
  • 11月14日
    文化とその多様性を支える技術 山崎 芳男(早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授)
  • 11月21日
    平和と環境問題 鳥越皓之(早稲田大学人間科学学術院教授)

■第V部  平和をつくる

  • 11月28日
    自立と平和;島の開発--沖縄の事例から 松島 泰勝(龍谷大学経済学部教授)
  • 12月5日
    暴力の文化から非暴力の文化へー盗賊・民主主義・NGOsー 竹中 千春(立教大学教授)
  • 12月12日
    教育と平和構築 黒田 一雄(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)
  • 12月19日
    いま報復ではなく和解を!"核兵器のない平和な世界を目指して―21世紀は、世界の力で問題を解決する時代?" 秋葉 忠利(広島市長)
  • 1月9日
    紛争の主体:民族・部族 原口 武彦
  • 1月16日
    アフリカの紛争を見る視角 佐藤 章(日本貿易振興機構アジア経済研究所)
  • 1月23日
    世界の中の日本と協調的安全保障 中野 有(異文化コミュニケーション財団理事長)
  • 1月30日
    国際情報通信の発展と平和 加納 貞彦(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)

成績評価方法

レポートおよび出席により評価する。

備考

本講義は、テーマスタディーズ「平和学」のコア科目の一つです。

副専攻で「平和学」を選択する学生は、必ず受講してください。

なお、キャリアセンター提供のインターンシップ「国際協力」に、本年度は、ケニア森林研究所(植林)、また、グローバルカレッジにおいて、北部タイNGO(教育等支援)・東ティモール・ルワンダにおける平和構築の効果の社会調査、広島平和文化センター(被爆者聴き取りや資料整理)を準備する予定です。
その他、自己開拓インターンも含めて、日程等考慮した上で、できるだけこうした実習に参加してください。詳細は決定次第アナウンスします。

リンク

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