開設大学とシラバス

成蹊大学 平和学

1 開講時期

2009年度前期

2 対象学生

1年次

3 単位

2単位

4 テキスト

特に指定しない。

5 参考書 

授業中に提示する。

6 成績評価

期末試験を中心に評価する。

7 担当教員

墓田 桂

テーマ・概要・目標

「戦争と平和」について考える

国連に代表される国際社会は、どのようにして紛争の予防と拡大の阻止、そして紛争の解決に努めてきたのだろう。また、紛争の終結はどのようにしたら永続的な平和に結びつけることができるのだろう。

この授業では、市民社会など新たな平和の担い手にも焦点を当てながら、伝統的な安全保障論では必ずしも取り上げられなかった様々な平和の課題を取り上げる。また、紛争の被害者である難民・国内避難民の存在にも言及する。このように世界に目を向けつつも、日本が経験した第二次世界大戦、広島・長崎での原爆体験を検証したいと考えている。 

授業の計画

おおまかな授業計画は以下のとおり。

  • 現代の戦争と平和
  • 「平和」をどのように考えるか ―消極的平和と積極的平和―
  • 国連の発足 ―平和のための国際機関―
  • 国連と集団安全保障体制
  • 国連の平和支援活動
  • 難民と国内避難民
  • 紛争下の人々の救済
  • 平和構築の取り組み
  • 平和創造のアクターとしてのNGO
  • 「人間の安全保障」という考え方
  • 日本の戦争体験(とくに広島・長崎)
  • 予備日

授業の方法

講義形式(現地視察のスライドや関連したビデオを見ることもある) 

必要な予備知識/先修科目/関連科目

国際系の科目

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