開設大学とシラバス

関西学院大学 平和学「広島・長崎講座」

1 開講時期

2009年度春学期

2 履修基準年度

1年生

3 単位

週2時間 2単位

4 参考文献

※下記3冊は必ず読むこと

野田 正彰 「戦争と罪責」岩波書店       
豊下 楢彦「集団的自衛権とは何か」 岩波書店
栗林 輝夫「原子爆弾とキリスト教 広島・長崎は「しょうがない」か?」日本キリスト教団出版局、2008年

5 成績評価方法基準
  • 全講義受講を前提に、被爆と21世紀の戦争についてリポート(400字、8枚ほど)を書いてもらってきた。今年はもし講義受講に問題があれば、最終日にテストを行う。リポートかテストかは後日決める。
  • 豊下教授、栗林教授もそれぞれリポートがある。
6 担当教授

教授 野田 正彰(MASAAKI NODA)
講師 石田 隆至(RYUJI ISHIDA)
講師 甲斐 等(HITOSHI KAI)
教授 栗林 輝夫(TERUO KURIBAYASHI)
教授 豊下 楢彦(NARAHIKO TOYOSHITA)
講師 山邉 悠喜子(YUKIKO YAMABE)

7 講義目的

1954年のアメリカによるビキニ水爆実験以降、広島・長崎を原点とする反核市民運動は日本の平和運動の中心であったが、21世紀になって忘却の波に洗われている。広島・長崎を軍備強化の理由に読み替える動きさえある。この時点で日本の近代の領土拡大戦争と被爆の関係を捉えなおし、世界認識の軸としたい。

各回ごとの授業内容

  • 4/7 近代日本の戦争/野田 正彰
  • 4/14 広島・長崎体験を人類の共有知に/秋葉 忠利
  • 4/21 原爆と戦後日本社会/野田 正彰
  • 4/28 東京大空襲/野田 正彰
  • 5/12 被爆を語る/被爆者
  • 5/19 チェルノブイリ被爆者の23年/甲斐  等
  • 5/26 核兵器と国際政治1/豊下 楢彦
  • 6/2 核兵器と国際政治2/豊下 楢彦
  • 6/9 原爆投下とアメリカのキリスト教/栗林 輝夫
  • 6/16 アメリカから観たヒロシマ・ナガサキ/栗林 輝夫
  • 6/23 日中戦争を戦って/山邉悠喜子
  • 6/30 謝罪なき戦後補償/石田 隆至
  • 7/7 ベトナム200万人餓死事件/野田 正彰
  • 7/14 まとめ 試験/野田 正彰

学生による授業評価の方法

授業中実施

トップへ戻る

PAGETOPへ