開設大学とシラバス

国際基督教大学 ヒロシマセミナー

1 概要

原爆投下から65年目を迎え、被爆者の高齢化が進む中、被爆体験の継承が大きな課題となっています。

このため、広島市及び長崎市は、被爆者の「他の誰にもこんな思いをさせてはならない」というメッセージに込められている核兵器廃絶と世界恒久平和への「思い」を学問的に整理・体系化し、普遍性のある学問として、次代を担う若い世代に伝えていくため、国内外の大学に広島・長崎講座を開設・普及することに取り組んでいます。

こうした中、国際基督教大学が、「広島・長崎講座」の現地学習として、ヒロシマセミナーを開催します。

このセミナーは、平和記念資料館の見学、被爆証言、広島平和研究所研究員との意見交換などを通じて、核兵器の廃絶と世界恒久平和を願う「ヒロシマの心」を理解するために開催されます。同大学による広島での現地学習は、2003年から開催され、今回で8回目です。

2 スケジュール
日付 時間 内容 会場
3/3
(水)
13:30-
13:45
オリエンテーション 平和記念資料館地下1階会議室1
13:50-
15:30
平和記念資料館見学 平和記念資料館
15:45-17:00 平和文化センター理事長との意見交換 追悼平和祈念館
3/4
(木)
9:00-
9:30
ビデオ鑑賞「母たちの祈り」 追悼平和祈念館
9:30-
10:40
被爆体験証言(松島圭次郎氏)
10:50-
11:30
追悼平和祈念館/平和記念公園見学
13:00-
15:00
広島平和研究所研究員との意見交換 広島平和研究所
3/5
(金)
14:00-
16:00
国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所訪問 ユニタール広島事務所
3 参加者

アメリカに本部を持つロータリー財団により世界各国で選抜され、現在、国際基督教大学の修士課程で学んでいる海外の奨学生7名、及び教職員2名。

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