開設大学とシラバス

愛媛大学 平和デザインフォーラム

1 年度

2015年度

2 科目名

平和デザインフォーラム

3 担当教員

矢澤 知行, 松野尾 裕, 中曽 久雄

4 開講学期

前学期

5 単位数

2

授業のキーワード

平和(peace)、戦争(war)、フィールドワーク(fieldwork)

授業の目的

平和に関する理論や思想と平和構築のための実践的な活動を結びつけながら、平和な人間社会のデザイン(構想)に参画するための学識を身につける。

授業の到達目標

  • 現代の世界や日本で起きているさまざまな課題について、自らの考えを述べることができる。(表現)
  • 戦争と平和の問題に関して自己の学習課題を明確に述べることができる。(表現)
  • 平和に関する諸資料の収集・整理・公開に主体的に関わることができる。(関心・意欲)

ディプロマ・ポリシー(卒業時の到達目標)/ 共通教育の理念・教育方針に関わる項目

科学的・実践的な知見に基づいて、多様な社会的問題に柔軟に対応できる高い技術と表現力を身につけている。(技能・表現)
地域・福祉・平和をめぐる現代社会における諸問題に関心を持ち、これらの問題に取り組むための理論と実践を結びつけた主体的な学習ができる。(関心・意欲)

授業概要

思想としての“平和”について理解を深めたうえで、日本や世界で起きていること、あるいは過去に起きたことを知り、 それについて考える。また、フィールドワークを通じて平和に関するさまざまな資料(ドキュメンタリー、映画、手記・・・)を収集し、それらを整理・公開する作業を行う。

授業スケジュール

  • イントロダクション
  • 平和の理論・思想(1)
  • 平和の理論・思想(2)
  • 平和の理論・思想(3)
  • 平和に関する研究テーマの提出、検討
  • 平和に関するフィールドワークの準備作業(1)
  • 平和に関するフィールドワークの準備作業(2)
  • 平和に関するフィールドワークの準備作業(3)
  • 平和に関するフィールドワークの実施
  • 平和に関するフィールドワークの成果整理(1)
  • 平和に関するフィールドワークの成果整理(2)
  • 平和に関するフィールドワークの成果整理(3)
  • 平和に関するフィールドワークの成果整理(4)
  • 研究成果報告会
  • 総括

授業時間外学習にかかわる情報

毎回授業終了時に、次回の文献講読箇所や研究の分担箇所を指示する。

成績評価方法

研究の内容:<到達目標>1,2に対応-70%
資料収集・整理・公開への貢献:<到達目標>3に対応-30%  

参考書(購入する必要はないが、推奨する図書

参考書1
書名 ガルトゥング平和学入門
ISBN 9784589026897
著者名 ヨハン ガルトゥング (著), 安斎 育郎 (著), 奥本 京子 (著), 西山 俊彦 (著), 藤田 明史 (著), 伊藤 武彦 (著), 中野 克彦 (著), Johan Galtung (原著)
出版社 法律文化社
出版年 2003

参考書2
書名 平和を創る発想術:紛争から和解へ (岩波ブックレット)
ISBN 9784000093033
著者名 ヨハン・ガルトゥング著;京都YWCAほーぽのぽの会訳
出版社 岩波書店
出版年 2003

特定の教科書は用いない。
授業時に、適宜、補助プリントを配布する。

リンク

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