開設大学とシラバス

愛媛大学 平和デザインフォーラム

1 授業題目

平和デザインフォーラム(peace design forum)

2 担当教員名

矢澤 知行(教育)、松野尾 裕(教育)、 岡村 茂(教育)、福田 喜彦(教育)

3 対象学生

人間社会デザインコース 1年生

4 開講時期

2008年度 後期

5 キーワード

平和(peace)、戦争(war)

6 授業の目的

平和に関する理論や思想と平和構築のための実践的な活動を結びつけながら、平和な人間社会のデザイン(構想)に参画するための学識を身につける。

7 到達目標
  • 現代の世界や日本で起きているさまざまな課題について、自らの考えを述べることができる。
  • 戦争と平和の問題に関して自己の学習課題を明確に述べることができる。
  • 平和に関する諸資料の収集・整理・公開に主体的に関わることができる。
8 授業の内容

未来の平和な人間社会をデザイン(計画・構想)するために、理論や思想としての“平和”について理解を深め、戦争の実相について考察する。また、フィールドワークなどを通じて関連諸資料を収集・整理し、その内容を研究・考察して、一連の成果をシンポジウムやWeb等で公開する。

 なお、2008年度後学期のフィールドワークは、毒ガス資料館見学と聴き取り調査(広島県竹原市大久野島)、および広島平和記念資料館見学と被爆証言講話の聴講(広島県広島市)を予定している。

授業のスケジュール

  • イントロダクション
    授業内容および授業スケジュールの説明、関連資料の提示
  • いま、「平和」とは何か?(1) 平和に関する理論と思想
  • いま、「平和」とは何か?(2) 現代世界/社会をめぐる諸問題
  • 戦争について考える(1) 戦争とは何か、戦争惹起のメカニズム
  • 戦争について考える(2) 広島・長崎における被爆の実相
  • フィールドワークの事前準備(1)
    調査の内容と方法について打ち合わせ
  • フィールドワークの事前準備(2)
    調査の内容と方法について打ち合わせ・確認
  • フィールドワークの実施 11/29~30(予定)、
    毒ガス資料館と聴き取り調査(広島県竹原市大久野島)、
    広島平和記念資料館と被爆証言講話(広島県広島市)
  • フィールドワーク結果の整理・研究・考察(1)
    調査の成果を調査報告書、Web上で公開するための作業
  • フィールドワーク結果の整理・研究・考察(2)
    調査の成果を調査報告書、Web上で公開するための作業
  • 公開シンポジウムの事前準備(1) 役割分担の決定、展示パネルの作成
  • 公開シンポジウムの事前準備(2) 役割分担の確認、展示パネルの作成
  • 公開シンポジウム
    「第1回 平和デザインフォーラム ~広島・大久野島調査報告~」の実施
  • シンポジウムの総括と反省(1)
    公開シンポジウム報告書(調査報告書合冊)の作成
  • シンポジウムの総括と反省(2)
    調査報告書・公開シンポジウム報告書の完成、個人研究テーマの模索

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