開設大学とシラバス

佛教大学 社会福祉学演習4A

1 開講年度

2018年度

2 開講学期

秋学期

3 単位

2

4 担当者

黒岩 晴子

授業のテーマ

社会福祉と平和・安全について考える。特に原爆被害に焦点を当て、被爆の継承を通して考える。

授業の概要

「再び被爆者を世界のどこにも作らせない」という被爆者の願いから学び、原爆被害の継承を具体的にすすめる。

授業の目的・ねらい

平和問題を当事者の視点で捉え、福祉専門職を目指す自身の課題として取り組む。被爆者や福祉専門職、支援者との交流等、フィールドワークを重視している。ゼミ生の創意工夫により授業を進行し、運営については学生主体とする。

毎回の授業テーマ・内容

  • 広島への学外授業を終えての各自の感想・課題を発表
  • 原爆被害の継承について共に考える
  • 原爆被害の継承を具体化する
  • グループ討議と作業
  • グループ討議と作業
  • 継承の方法について検討する
    *被爆者を招聘 
  • グループ討議と作業
  • グループ討議と作業
  • グループ討議と作業
  • グループ討議と作業
  • グループ討議と作業
  • 学外授業を実施(予定)
    原爆被害継承のための作品の試演を行い、作品への意見を聞く。
    近隣の保育所や小学校を訪問し、子どもたちや被爆者との交流を深め共に平和について考える機会とする。
    *徒歩または市バスを利用予定 
  • 原爆被害継承のための作品の仕上げ
  • 原爆被害継承のための作品の仕上げ
  • 継承作品の講評を行う

到達目標

被爆者とゼミ生の協働で原爆被害の継承を具体化する。

授業時間外の学修(予習・復習等)についての具体的な指示

*広島訪問での被爆者の体験の傾聴等を通して、社会福祉の平和について、自分自身の具体的な学習課題を考えておくこと。

受講にあたっての留意事項

*主体的な授業参加と協働作業を大切にしてほしい。
*本科目は広島・長崎講座と連携する。

成績評価の基準

授業内発表:30%
授業内課題:40% 
その他:30%(社会に出る前の最終年度の学生として自律的に自己評価を行う。それらを参考に教員が総合評価する。)

テキストについて

ソーシャルワーカーは平和とともに(著者:黒岩晴子、出版社:日本機関紙出版センター)
指定テキスト以外は、授業時に紹介する

参考文献について

平和な未来を願うメッセージ〜No War Know War〜(著者:黒岩晴子編著他著者多数、出版社:日本機関紙出版センター)
先輩が制作した絵本「ようすけ君の夢」・ブックレット「つながってひろがって」(共に出版社はクロエイツかもがわ)や紙芝居「おばあちゃんの人形」(自主制作)等、多様な作品を活用する。 

リンク

         

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