開設大学とシラバス

佛教大学 「社会福祉学演習3Hj」

社会福祉学演習3Hj

1 授業科目

社会福祉学演習3

2 開講学期

春学期

3 クラス

4 単位

2

5 曜日・講時

火・2

6 担当者

黒岩 晴子(くろいわ はるこ)

授業のテーマ

平和の実現に貢献する社会福祉の課題とソーシャルワーカーの役割を考える。

授業の概要

社会福祉と平和を考えるために被爆者問題を手がかりとする。そして、社会福祉専門職として対象者理解を深めるために被爆者の生活史を学ぶ。

授業の目的・ねらい

現在、被爆者は高齢化しているが、その健康、介護、生活等の医療福祉問題を把握し被爆者支援に貢献する社会福祉の課題、ソーシャルワーカーの役割を考える。その為に、ソーシャルワークの方法として、被爆者の生活史把握を重視し、個別援助、集団援助、地域援助、ソーシャルアクションまで含めた総合的な支援を行っている医療ソーシャルワーカーの実践から学ぶ。

毎回の授業テーマ・内容

  • オリエンテーション
    *全員で授業運営について検討する
  • 被爆者問題とは何か
    *ビデオ視聴や被爆体験の記録、被爆者問題の資料を読み合わせる。
  • 被爆者問題について各自が調査し発表する
  • 被爆者問題について各自が調査し発表する
  • 被爆者問題について各自が調査し発表する
  • 被爆者問題について各自が調査し発表する
  • 立命館大学国際平和ミュージアムの見学
  • 関西在住の被爆者を招聘し、直接その体験と生活史を聴く
  • グループ討議と報告
  • 原爆被害の継承について考える
  • 原爆被害の継承の具体化
    *学内原爆展の開催
  • 被爆者支援と医療ソーシャルワーカー
  • 原爆被害者相談員の会の活動
  • ゼミ旅行(広島平和記念資料館見学含)の準備

到達目標

被爆者問題と被爆者の高齢期の課題を理解する。その上で、原爆被害の継承について考察する。

受講者へのアドバイス・留意事項・課題

*他者との意見交換によって自分自身の考えを深めるためにグループ学習を重視する。
*被爆60年の2005年から学生が主体的に原爆展を開催しているので、原爆展の開催・運営に積極的に関わってほしい。
*8月6日から広島へのゼミ旅行(大学より少し補助あり)を予定しているので全員の参加を希望する。
*本科目は広島・長崎講座と連携する。

成績評価の基準

授業内発表 20%  
授業内課題 20%  
授業出席 30%  
受講態度 20%  
その他 10% 自己評価

テキストについて

授業時に紹介する。

参考文献について

授業時に紹介する。

トップへ戻る

PAGETOPへ