広島・長崎講座





明治学院大学 広島・長崎講座


1 開講時期   2005年度春学期

2 対象学生   1年生(全学部)、2年生(国際学部)、3年生以上(全学部)

3 単  位   2単位(半期、木曜5限(16:4518:15)、11回)於横浜戸塚校舎

4 テキスト   レジメを配布

5 参考文献   川崎哲『核拡散』岩波新書

          橋爪文『少女・十四歳の原爆体験記』高文研

          大石又七『ビキニ事件の真実』みすず書房

          長田新・いわさきちひろ『わたしがちいさかったときに:若い人の絵本』
          童心社

          こうの史代『夕凪の街 桜の国』双葉社   このほか授業で指示


6 成績評価   試験

7 担当教員   高原孝生(国際学部教授)

8 講座趣旨   ヒロシマ・ナガサキを自分はもう知っているかのように思っている日本の 
 学生が多いが、本当だろうか。被爆60周年を迎え、広島・長崎両市への原
 爆投下、およびそれによって開幕した我々の生きる核時代を再検討し、依
 然として核廃絶が進まぬ世界においてどのような市民の行動が求められて
 いるか、あらためて考察する。

9 講義内容

 @ 4月14日

 イントロダクション   高原孝生(国際学部教員)

今、ヒロシマ・ナガサキをふりかえることの意義

 A 4月21日

 核兵器とはどのようなものか    小沼通二(慶応大学名誉教授 元パグウォッシュ
                     会議評議員)

     原爆、水爆とは。「通常兵器」とどこが違うか

 B 4月28日

 原子雲の下で何があったか   橋爪文(詩人・広島被爆者)

     被爆体験と、被爆地からのメッセージ

C 5月12日

   核兵器に反対する運動と科学者たち   小沼通二

     ラッセル=アインシュタイン宣言とパグウォッシュ会議の活動

 D 5月19日

 新入生歓迎行事のため授業外。希望者のみ映画『フォッグ・オブ・ウ・オー』鑑賞)

 E 5月26日

 国際法から見た核兵器   孫占坤(国際学部教員)

     国際人道法と核兵器。国際司法裁判所勧告的意見とは

 F 6月2日

 あるアメリカ人倫理学者の原爆投下批判ーなぜ核兵器使用は不正なのか 寺田俊郎(法
                                     学部教員)

     「正義論」から核兵器を考える

 G 6月9日

 核実験の脅威   大石又七(元第五福竜丸乗組員)

     ビキニでの被爆と事件後の体験

 H 6月16日

 原発をどうとらえるか    ミランダ・シュルワーズ メリーランド大学準教授)

     地球環境という観点から見た「原子力の平和利用」

 I 6月23日

 今日の広島から何を発信するか   湯浅一郎(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会)

     軍港呉の存在と広島の平和活動

 J 6月30日

 ヒロシマ・ナガサキと平和憲法のアプローチ   高原孝生

     戦後国際政治の中の核兵器をふりかえって学ぶべきこと

 K 7月7日

 試験




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