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活動の歴史

年表 2020年〜2011年

2020年NPT再検討会議第1回準備委員会に合わせて、高校生らを
オーストリア・ウィーン市に派遣(2017年5月)

2020年NPT再検討会議第1回準備委員会に合わせ、その開催地であるオーストリア・ウィーン市に「核廃絶!ヒロシマ・中高生による署名キャンペーン」参加の高校生8名及び引率教員1名を派遣しました。
本準備委員会の傍聴や署名の提出、平和首長会議ユースフォーラムでの発表や地元の青少年との交流などを通じ、次代を担う若い世代の平和に対する思いを国連関係者等に届けました。

高校生8名及び引率教員1名の派遣日程:2017年5月2日(火)~5月9日(火)

5月3日(水)
被爆者(児玉三智子日本被団協事務局次長)との面会

自身の被爆体験や核問題は地球全体の問題であることなどが語られました。被爆者が少なくなる中、被爆者の体験を自分のこととして伝えていってほしい、ウィーンでの経験を自分だけのものにせず、多くの人に伝えてほしいと派遣高校生に向けて激励されました。


被爆者(児玉三智子日本被団協事務局次長)との面会
NPT再検討会議第1回準備委員会(2日目)の傍聴

国連ガイドツアー

国連の概要をはじめ、国連の敷地内はオーストリアではないこと、国連の公用語は6か国語(英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語)で世界の92%をカバーしていること、近くにジュネーブ事務所があるにも関わらずウィーン事務所が設立されたのは冷戦下における東西のミーティングポイントであったことなどがガイドから説明されました。また、日本政府から贈られた広島・長崎の被爆に関する展示の見学や、CTBTOについての説明を受けました。この他、難民キャンプのテント展示、宇宙空間の平和利用に関する展示も見学しました。


国連ガイドツアー
NPT再検討会議第1回準備委員会NGOセッションの傍聴



5月4日(木)
CTBTO視察

日本人職員2名から、CTBTの概要をはじめ、CTBT発効後に核実験等が疑われる場合に備え、現地査察を行う仮想演習を行っていることや、日本政府から技術、金、人が送られていること、CTBTOが集めたデータは世界中の地震・津波・隕石の警報システムにも使われていることなどの説明がありました。
CTBT発効までまだ時間がかかるのかという派遣高校生からの質問に対し、次代を担うあなたたちに掛かっていると激励されました。


CTBTO視察
ウィーンインターナショナルスクールの生徒との意見交流

学校内を見学した後、派遣高校生から地元の生徒20人程度に対して各校1分ずつ原爆のことや学校についてのプレゼンテーションを行いました。
その後、広島の復興の様子や原発の是非、日本の学校の生活などをテーマに英語でディスカッションを行いました。


ウィーンインターナショナルスクールの生徒との意見交流
北野在ウィーン国際機関日本政府代表部大使との意見交換

ナガサキ・ユース代表団とともに意見交換を実施しました。
派遣高校生は、核なき世界を目指すと言いながら、なぜ核兵器禁止条約の制定交渉会議に参加しないのかと質問し、核兵器国や事実上の核兵器国が参加していないことが問題、世界が条約を守れる状況になってから条約を制定すべきと考えているとの回答でした。
また、若者の平和活動へのアドバイスはあるかとの質問に対しては、活動を通じて自らつかんでほしい、体を動かすこと、勉強すること、違う考え方の人と交流することの3つが大切であると述べられました。


北野在ウィーン国際機関日本政府代表部大使との意見交換


5月5日(金)
IAEA視察

日本人職員1名から、IAEAには核の平和利用を国際社会に保障する役割があり、保障された核物質は核爆弾約20万発分にのぼること、査察では事前に提出された資料と現地で採取された物質が一致するかを照らし合わせていること、放射線を利用した科学技術を研究していることなどの説明がありました。
派遣高校生は、IAEAの原発に対する立場について質問し、CO2の排出量が少ないクリーンエネルギーと捉えており、原発を推進してはいないが、利用したい国に対して技術的な支援を行っているとの回答でした。また、原発事故を防ぐ方法はないのかとの質問に対しては、技術的支援と人のトレーニングをしているとのことでした。


IAEA視察
ファンデルクワストNPT再検討会議第1回準備委員会議長
(オランダ)への署名の手交行事

派遣高校生を代表し、広島女学院高等学校の生徒が「核兵器禁止条約」の交渉開始等を求める市民署名目録をファンデルクワスト議長に手渡しました。議長からは、若い世代に期待する思いが伝えられました。


ファンデルクワストNPT再検討会議第1回準備委員会(オランダ)への署名の手交行事と面会1
NPT再検討会議第1回準備委員会(4日目)の傍聴
サイドイベント(INESAP模擬交渉準備)への
オブザーバー参加

本準備委員会のサイドイベントとしてINESAP(軍縮を目的とした科学者・技術者の国際的組織)が主催するオーストリア及びドイツの学生数十人による模擬交渉のリハーサルを見学しました。学生が議長や各国政府関係者に扮し、核軍縮について議論していました。
リハーサル終了後には、8日に実施する平和首長会議ユースフォーラムで発表してもらう5人と派遣高校生が顔を合わせ、模擬交渉についての説明を受けるとともに、派遣高校生は自分たちの使命について英語で説明しました。


サイドイベント(INESAP模擬交渉準備)へのオブザーバー参加


5月6日(土)
平和首長会議ユースフォーラムでの発表リハーサル

平和首長会議役員都市意見交換会の会場を引き続き利用し、リハーサルを行いました。
意見交換会に出席していた関係者が会場に残っており、マヨラル市長(スペイン・グラノラーズ市)からは、次代を担う若い世代への期待と称賛の言葉が贈られました。ベツビィ前市長(ノルウェー・フロン市)からは、とても良いものを見せてもらった、ジェスチャーをもっと取り入れる等して、引き続き、頑張ってもらいたいとの指導を受けました。また、小溝平和首長会議事務総長からも励ましの言葉をいただきました。


平和首長会議ユースフォーラムでの発表リハーサル
市内視察

ウィーン大学日本語学科の学生で、本年9月からは(公財)広島平和文化センターでインターンとして勤務する予定のベネディクト・シュルツ氏と合流し、美術史博物館とケルントナー通りを視察しました。
その後、食品市場であるナッシュマルクトに移動し、ベネディクト氏が日本について学んでいる背景などを話しながら夕食をとりました。


市内視察


5月7日(日)
ウィーン大学日本語学科の学生との意見交流・市内視察

ベネディクト・シュルツ氏とその友人3人の案内により、シュテファン大聖堂、ヴォティーフ教会、ウィーン市役所、国会議事堂、シシィ博物館、カールス教会、シェーンブルン宮殿などを視察しました。
途中立ち寄ったカフェでは、引率教員から折り紙が配られ、派遣高校生による折り鶴のレクチャーが行われました。


ウィーン大学日本語学科の学生との意見交流・市内視察


5月8日(月)
平和首長会議ユースフォーラム

ユースフォーラムでは、広島からの派遣高校生に加え、ナガサキ・ユース代表団やロシア・ボルゴグラード市など、平和首長会議加盟都市等の青少年が、自分達の活動や平和への思いについて発表し、広島、長崎の若者たちが、言葉の壁を越えて堂々と発表しました。
また、「HIROSHIMA and PEACE」や「青少年国際平和未来会議」等の事業で昨年までに広島を訪問した加盟都市の若者が、スカイプやビデオメッセージで参加しました。

(各発表資料はこちら)
ア 平和首長会議代表団ユース非核特使
・ 広島女学院高等学校
・ 修道高等学校
・ 盈進高等学校
・ 沖縄尚学高等学校
イ ナガサキ・ユース代表団
ウ ロシア・ボルゴグラード市
エ ブラジル・サントス市
オ フランス・マラコフ市
カ INESAP
キ ICANオーストリア


平和首長会議ユースフォーラム


派遣高校生の感想

・国連ガイドツアーでは普段見ることのできない施設を見ることができとても良い経験になりました。またお話をしてくださった日本人職員の方に圧倒され、私も同じ日本人として世界で活躍できるような人間になりたいと思うようになりました。

・派遣中、印象に残ったのは、訪問したウィーンインターナショナルスクールの生徒のみなさんそれぞれが平和・核兵器に対して確固とした意見を持っていたことでした。若い世代同士が平和への思いを共有することの大切さを感じ、自分の意見をきちんと伝える努力をしていかなければと思いました。

・ファンデルクワスト議長に署名の目録を手渡しました。これまで署名をしてくださった人や被爆者の思いを届ける瞬間。一筆一筆の重みを今まで以上に感じました。私たちは今期も街頭に立ちます。この場所で感じたことを伝えていかなければならないと思いました。

・ユースフォーラムの発表リハーサルをした際、平和首長会議の方々から「伝えたいという気持ちを強く持って、堂々と自信を持って話したら良い」という言葉をいただいたときに緊張が解け、本番に臨むことができました。また、私たちが戦争体験者の思いを発信することに対し、海外の方からも感謝の言葉をいただいたことがとてもうれしかったです。




「2020年NPT再検討会議第1回準備委員会に合わせて、平和首長会議代表団がオーストリア・ウィーン市を訪問(2017年5月)」はこちら



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