|
|
「広島・長崎講座」の学問分野と講座内容 1 平和学・平和研究の視点から 核問題についての学際的な研究の実績とその課題や問題点、今後の方向性などについて総括的に考察する。 ○ 世界の平和研究の現状 ○ 平和政策と国連、国家、都市、市民の役割 2 政治学の視点から 広島・長崎の被爆体験がその後の世界の核政策にどのような影響を与えたかを検証する。 ○ 核軍拡と核軍縮、国際政治における核の意味 ○ 日米安全保障条約と核の傘 3 国際法の視点から 国際司法裁判所が出した勧告的意見の持つ意味と今後の広がりなどについて研究する。 ○ 国際司法裁判所の勧告的意見の持つ意味と今後の広がり ○ 国際法の有効性とその限界 4 哲学の視点から 被爆者の生き方を中心に、人間の尊厳、生と死、憎しみと和解などのテーマについて考察する。 ○ 被爆者の生の意味 ○ 平和宣言の中のヒロシマ 5 社会学の視点から 戦後の被爆者の活動を起点として、核を巡るさまざまな社会運動の功績と課題を考察する。また、反核・平和運動に果たすNGOの役割等について考察する。 ○ 核兵器廃絶運動と被爆者が果たしてきた役割 ○ 核と環境問題 6 歴史学の視点から 原爆開発に至る歴史や原爆が開発されてから使用されるまでの歴史、日本の加害責任、原爆投下に対する歴史認識の違いなどについて考察する。 ○ 原爆投下への道程と原爆投下の是非を巡る歴史認識に関する研究 ○ 日本の加害責任 7 心理学の視点から 原爆投下が被爆者や世界の人々にもたらした心理的影響、軍事技術と心理学についての研究、さらには暴力文化から平和文化へ向けての心理学的アプローチなどについて研究する。 ○ 原爆投下の心理的影響 ○ 相互確証破壊理論に基づく核抑止論の克服 8 教育学の視点から 我が国及び世界における平和教育の現状と課題、及びその中でヒロシマ・ナガサキがどのように扱われてきたか考察する。 ○ 各教育レベル(初等、中等、高等)における平和教育の現状 ○ 平和教育におけるヒロシマ・ナガサキの扱われ方 9 文学・芸術の視点から 小説、手記、映画、絵画などの芸術作品を題材として、原爆文学をはじめ原爆をテーマとした芸術文化の体系的研究を行う。 ○ 文学や芸術の中のヒロシマ・ナガサキ ○ 世界のホロコースト文学の比較文学的研究 10 物理学及び都市・建築工学の視点から 原爆の威力とそれが実際にどの程度の被害をもたらしたかを解析するとともに、様々な場面で核が使用された場合のシミュレーションを行う。 ○ 原爆被害の定量的分析・研究 ○ 核被害のシミュレーション 11 医学の視点から 原爆が人体にもたらした医学的影響及び放射線被曝者医療の現状と課題等について考察する。 ○ 原爆の医学的影響 ○ 放射線被曝者医療の現状と課題 12 科学技術と自然、科学技術と社会の視点から 核兵器が絶対悪だと考える立場から、自然と科学技術との関係、人間と科学技術の関係を見直す。科学技術を真に人間的な目的のために使うためのガイドラインの設定、科学技術政策や産業政策のあり方を問う。 ○ 大量殺戮兵器を巡る現状と課題 ○ 自然と調和する科学技術のあり方とは
|
| Copyright(C)2000 Hiroshima Peace Memorial Museum, Hiroshima Peace Culture Foundation. |